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イオンモール京都~都市型イオンモールの鍵~ [SC]

いろいろ曰く付きの物件として業界で有名な(?)イオンモール京都に行ってきました。
臨店は2016年1月9日(土)18:00頃です。
京都駅八条口に立地し都会のど真ん中、果たしてイオンモールはやっていけるのか?
そんな事が出店当時は言われていましたね。
ということもあって興味津々でいってまいりました。

このSCは出自がイオンモールとしては異例です。
まず、元々は違うデベロッパーが開発していました。
が、工事途中でデベロッパーが破綻、
工事を請け負っていた清水建設が引き取って工事を続行、
イオンモールにPMにだし、その後イオンモールが買収したという物件。
まぁおまけとしてさらに現在はイオンリートの所有物件ですけどね。
最初のデベロッパーが破綻したときは京都駅前の再開発がどうなる?
とニュースになったのを覚えています。
そんな経歴なので建物は全くもってイオンモールらしくありません。
店内のデザインもイオン臭がなくある意味新鮮です。

ここはメインのsakura館と大型専門店を集めたkaede館の2館体制ですが、
sakura館には大きな大階段があって(もちろんエスカレーターもアリ)
そこを登れば各フロアに直接入れます。
思いっきり京都駅の大階段を意識してますよねぇ。
ある意味京都らしい「仕掛け」ではあります。

kaede館の方は1階にトイザらス・ベビーザラス、
2階に大垣書店とイオンペット、3階はスーパースポーツゼビオ、
4階には家具のinteriorheartsがあって非常にわかりやすいです。
2,3階にsakura館との連絡通路があるので回遊性もまぁまぁ。
唯一問題点と言えば、上下の移動がフロア真ん中のエスカレーターなので、
そこでの盗難対策くらいでしょうか。
でもそれ以上にワンフロアを使えるメリットはあると思います。
各店とも規模を生かして品揃えがよく時間は遅かったですがそれなりの来店客がいました。
別館は大抵集客面で不利ですから(しかもここは公道を挟んで)、
目的買いの買い物客を狙ったラインナップをよく揃えたと思います。
反面、各店の関連性は薄いのは仕方ないですけど。

メイン(であろう)sakura館の方は、箱形で全くイオンモールらしくありません。
が、やたら通路が多い感じです。
主通路に沿って並べるとショップの1面だけがお客の目に触れますが、
ここは背中合わせの配置やトイレや出入り口との通路を上手く使って、
2面3面が通路に接するよう配置されています。
先に述べた大階段があるので入口が多い他、
エスカレーターやエレベーターが分散している複雑な作りを
むしろ上手く生かしていると感じました。
得てしてわかりやすい主通路を作ってしまいますので新鮮でした。
まぁお陰で自分の位置をロストしがちですが、すぐになれるでしょう。

テナントはエキスポシティと違って大小さまざま。
大型テナントとしては1階に光洋、ZARA、2階に無印良品、
3階にユニクロ、ソフマップ、4階にダイソー、手芸のドリーム、5階はシネコン、
といった具合に各フロアにばらけています。
2階は無印が目立ちますが、他にそこそこの大きさで
AZUL by moussy、GAP、TOMMY HILFIGER、
UNITED ARROWS green label relaxing、などなどポイント押さえたショップを置き、
フロア全体でバランスよく配置しています。
そうそう、無印といえば、レジが私が見た限り9台ありました。
京都府下最大級を言うだけあってさすがですね。
有楽町の無印にも負けない台数かと(笑)
私がのぞいたときも4台動いてましたから売れてるんでしょうね。

3階はユニクロ、ソフマップの他、ライトオン、モンベル、ABCマート、
スーパースーツストアといった大きめのショップを建物外周に配し、
中央部に細かく通路を切ってほのかのショップを置いていました。
2階は大小入り乱れての配置でしたから随分雰囲気が違っています。
その違いを楽しむのもよいかもです。

4階はフードコートにレストラン街、ナムコ、ホビー・雑貨の
各ショップ(ダイソー、ビレッジバンガードなど)があります。
私が一番驚いたのは鉄道模型専門店ポポンデッタ。熱いです!
ジオラマがあって、購入した模型を走らせることも出来る模様。
JR西日本の鉄道博物館ができたら帰りはこちらへ是非、ということですね。
こういうショップが成立するのは都会ならでは。
あべのQ’sモールに歴史ショップありましたがあれ以来の衝撃でした。

しかし1階はちょっと元気がなかったですね。
空きテナントも見受けられました。ZARAが入口すぐの1等地にありましたが、
服飾雑貨系のショップがいくつかあるだけであとは光洋やベーカリーとなっているので、
集客面で苦戦していますね。ショップに流れずエスカレーターで上に上がってしまうか、
食品に流れてしまうか、そんな感じです。1階はてこ入れが必要でしょう。
明らかに客の姿が少なく店員も手持ちぶさたな感じでした。

光洋は凸型と言いましょうか、レジが手前に突き出ていまして、
非常に買い物しにくい形でしたね。
主通路も作れず、売場も”押し込んだ”感じです。
が、それがいいか悪いかは別問題。
来客もそれなりにいて京都駅近辺の住民、及び近隣ホテルから
流れてきた夕食需要はかなり高いとみました。
でも、7時前なのにかなり総菜は見切りが入っているんですよね。
特にホテル街ですので夕食、朝食需要の取り込みは重要でしょう。
日中と夕方の売場の切替をもっと上手く出来れば、
特に総菜の売上は変わってくるんじゃないかと思いました。
旅行客っぽい人も多かったですし、
もう一度マーケット開拓に取り組んでみて欲しいと思います。
そうなるとドリンクやパン、スナック類のレイアウトも考える必要がありますが。

売場が大きくないのでやれることは限られますが、
全体のレイアウトは一考の余地があるんじゃないかと私は思います。
せめて主通路は一本真ん中でいいので通して欲しいなぁ。
横一本で売場の真ん中を突っ切る主通路、
例がないけどあそこの売場ならありかと思うんですよねぇ。

という感じで結局評価としてはどうなの?ということになりますが、
イオンが作らなかったのが幸いして見所がたくさんある面白いSCだと思います。
ここにイオンモールが自作していたらどんなSCだが出来たんだろう?
それは今後出来るイオンモールで確認しましょう。
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