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セブン&アイの空中戦~一気呵成のM&Aの行方~ [提携・M&A]

す~~~かり更新が滞りあっという間に4半期経過。
なにかと忙しくこのままでは読んでくださる方がいなくなってしまいそうですが、
あきらめずにまた書き続けます。

さて、そんなこのブログの空白期に目立ったのがセブン&アイによる怒濤のM&A。
イオンも真っ青?になるような空中戦を繰り広げました。
天満屋ストアと資本提携、天満屋と業務提携、ニッセンの買収、
バーニーズニューヨークと資本提携、バルスと資本提携・・・
かなり積極的に取りに行ってますね。

天満屋ストアの話で思い浮かぶのはイオンによるマルナカの子会社化。
これで中国・四国地方はイオンVSフジVSイズミの3社鼎立という、
北海道三国志に近い感じの業界地図が見えてきました。
そこで敵の敵は味方とばかりにセブン&アイが天満屋と手を組んだ感じ。
天満屋自体もいざとなったらそごう西武に吸収してもらえばいいわけですし。

ニッセンの買収は高い買い物か安い買い物か、ちまたの評価は分かれています。
なんだかんだいっても通販の顧客は厚いと考えるか、
もはや終わった業態と組んでも仕方ないのではと考えるか、ですね。
ニッセンの物流ノウハウが魅力、といった記事も見かけましたが、
そんなものは宅配便業界の方が優れてますしねぇ。
コンビニのラスト1マイルとの融合という論調も、コンビニは倉庫でないのだから、
そんなに顧客とのアプローチを縮める効果はないと思います。
カタログのノウハウが吸収できるといっても、
カタログとウェブは違いますし、これからウェブ時代を考えるとこれも??
となるとなかなか買収効果が見えてきません。

私はセブン&アイに買収した企業を成長させる力はほとんどないと考えます。
唯一成功例がヨークベニマルだけかと。
ベニマルの場合は優秀な創業家とのいい意味での緊張関係があったから
資本提携がうまくいっていたと思います。
そごう西武は成長しているとはいえないですし、
赤ちゃん本舗も西松屋の陰に隠れてすっかり肩身が狭いです。
ロフトは小型店を出したりがんばってはいるようですが、
成長という点で見ると?マークがつくでしょう。
現状維持はできるんですよね。ただ「成長」しているかというと物足りない。
そういう意味ではセゾングループは偉大でした。
こちらも堤清二氏が鬼籍に入られたので改めて書きたいと思います。

バーニーズニューヨークは一時期のユニクロによるブランド買収とかぶって見えます。
現在のブランドを補うブランドを買収するのはいいのですが、
それをどうグループに生かすのか、どう成長させるのか、それがみえないですよね。
そごう西武に入れる?そんな基幹ブランドになるのか疑問ですよねぇ・・・
ユニクロもブランドのてこ入れに手こずってますし。
(それでもg.u.を再生させたのは見事ですけど)

そしてバルスの買収。これはイオンが欲しかったでしょうね。
R.O.Uを始めましたが今のところ鳴かず飛ばずといってもいいでしょう。
イオンバイクやイオンリカーの成功と比べれば全然ですよね。
セブン&アイはすでにロフトを傘下に収めていますから、
フランフランは若干かぶります。
まぁバルスはSPAですからそういう専門的な区分ではかぶらないんでしょうけど。
でも同じ生活雑貨店でどう棲み分けを図るのか注目です。
むしろ地方のイオンSCに出られなくなるのはバルスにとって痛いと思いますけど。
そういう意味では無印にとって大きな追い風になるでしょう。
地方マーケットでの競合が制約されるでしょうから。

と、見てみると怒濤のM&Aも全体業績からみるとどうプラスになるか・・・
アリオにうめてもまだ物足りないですよね。
ローカルマーケットに手を出さず、大都市圏回帰を鮮明にしたというならわかります。
でも、大都市圏でもセブン&アイの色がつくのは果たしていいことなのか?
私の予想が裏切られセブン&アイとイオンがさらに高めあってくれることを祈りたいです。
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