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無印良品週間 [販売戦略]

年に数回(おそらく四半期に1回が目安でしょうが)行われる
無印良品の会員限定セールが始まりました。
全品(値下げ品を含めて)10%オフ、ネットストアのアウトレットも10%オフです。
良品計画としてはいわゆるSPA企業ですから10%の粗利低下は
どうってことない範囲ではありますが、10日近くやりますから、
売り上げがどのくらい伸びるのか気になるところです。
平日で10%、週末で30%~50%アップでしょうか?
でも、2倍もあり得ますよね。忠誠心の高い顧客を持つ企業は読み切れません。

イオンや西友が感謝デー5%オフをやってそれが事実上の
デファクトスタンダードの割引率ですが、無印は10%です。
そこでまず1つのインパクトがありますよね。
アパレル系だと20%とかやれるでしょうが無印は日用品もあるから
妥当な割引率ではあります。やろうと思えば20%オフも十分可能でしょうが、
そうするとシーズナル商品以外は買い控えがたぶん起きます。
そういう意味では10%割引は消費者にとっての値頃感と、
企業にとっての販促効果が見込めるナッシュ均衡的ポジションですね。

これで割り引き目当てに顧客を囲い込めればこの後の各種販促を通じて
忠誠心の高い顧客を獲得できるわけでトータルで見れば10%割引はやすいもの。
とくに利益率の高い(=値入の大きい)無印さんには
獲得顧客から得られる将来の利益は有望ですよね。
しかも店頭での告知とHPによるアナウンスがほとんどで
それ以外には広告宣伝経費をかけていないハズでローコスト。
広告宣伝分を割り引き減資と考えてもかなり効果的ですよ。
しかもすでに囲い込んだ客が確実に売り上げをonしてくれますし。
アフラックの大量宣伝・代理店による顧客獲得モデルはある意味対局にあると思います。
自分の払った保険料のうちいくらが広告費として消え、
いくらが代理店の懐に入っているのかと思うと、もっと保険料が安くできると思いませんか?
まぁ世の中いろいろなビジネスモデルがあるのでそれはそれで妥当な戦略ではあるんですけど。
等々考えると、無印さんの戦略は見事!パチパチ

学生時代にマーケティングをかじり、新社会人として流通業界で一歩を踏み出したものとしては、
そういうことを考えると買い物は今すぐ欲しい物欲と、
待てばやすくなるという理性との戦いです。
売り場を見れば次の週末チラシで打つ目玉アイテムもある程度わかりますし、
バーゲンのタイミングや見切りの見極めもつきます。
でも欲しいという素直な物欲に素直になってきた最近は、
きっと業界人の垢が落ち始めた証拠かな、と思ったりする今日この頃です。


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